公開日時 : 2013年09月06日
振込手数料を負担するのは、どっちなの?
45歳。中間管理職。
すべてにおいて、平均以下。
そんな中の下おやじは、
先日、社長から今回初めて取引(物品の購入)のあった業者に対し、
「振込手数料を引いた金額を振り込んでいいか確認しろ。」
連絡を受けた。
嫌な内容の作業の押しつけだ。
うちの会社は、振込手数料を聞いた金額を振り込んでいる。
以前、長い付き合いのあるA社から、
「今回は請求金額が少ないので、振込手数料は、貴社で負担願います。」
と、ペラの紙が、FAXで送られてきた。
これに社長は激怒。
なぜか怒られる私。
A社に「金取りに来い!」と言え。と・・。
私は、A社へ連絡。
事情を説明。
会社が近いので、取りに来て欲しいことを連絡。
結果、取りには来ず、
それ以降、A社とは付き合いがなくなった。
後味の悪い結果になったことをおぼえている。
というわけで、今回は確認。
たぶん、先方が、「振込手数料をそちらで持ってください」と言えば、
「取りに来い!」と言え。
って言われるんだろうな~と思いつつ、先方へ連絡。
「あっ、それで構いません。わざわざご連絡ありがとうございます。」
なんてすばらしい回答なんだ・・。
この問題は、はっきりとしていないようである。
法律的には、
民法485条
「弁済ノ費用ニツキ別段ノ意思表示ナキトキハ其費用ハ債務者コレヲ負担ス。」
意味がよくわからないが、
振り込み費用は、「弁済の費用」。ということは、「債務者」・・当社が負担する。
という結果だ。
債務者、債権者という表現も少し難しく、
① 物の引渡しについて
売主=債務者
買主=債権者
②代金の支払いについて
売主=債権者
買主=債務者
になるようだ。
が、違う説明を見ると、
掛売りが開始されたときから、集金コストは販売側(代金を受け取る者)が負担が原則。
ともある。
しっかりと、決めてもらいたいものである。
オークションなどでよく記載されている、「振込手数料はご負担願います。」
この言葉の意味は、とても深い意味を持っているんだな~
事前に決めておく。
今はこれしかないのかな~。