流しの排水が逆流。大惨事。

46歳。中間管理職。

すべてにおいて、平均以下。

そんな中の下おやじは、二世帯住宅である。

といっても、台所が１階と２階で別なだけである。

両親の台所は下。

私たちの台所が上。

 

大惨事は起きた。

下にいた母親が、異様な速さで二階に上がってくる。

 

「下洪水だよ」

 

・・

なんのこっちゃ？

 

「下水浸し」

・・・

えっ

 

慌てて下へ。

二階の台所の下の天井から水がこぼれていて、

一面水浸し！

 

夜中だったが、シンクの下の物をどかし、カバーを外す。

排水ホースの周りが水浸しである。

 

手が入る程度の小さい穴から、タオルを入れ、

水をふき取る。

 

何故？

排水ホースを抜いてみる。

パッキンの効果が全くない

スルッっと抜けてしまう。

でも・・

流れていれば問題ないはず・・。

ホースを戻し、水を流してみる。

 

わっ　逆流してくるではないか

慌ててふき取る。

少しだが、下の階にも再び水がこぼれる。

 

パイプづまり用のワイヤーみたいな物が、なぜかうちにはある。

そこから取り出し、そのワイヤーを差し込んでみる。

・・

やはり何かがつっかえている。

勢いをつけて、ワイヤーを押し込む。

何回か押し込んでいると、スッ！っとワイヤーは通るように。

 

おっ！

 

水を流してみる。

うん。

いい調子だ！

 

鍋に水を入れ、一気に流してみる。

 

逆流だ

 

慌てて拭きとる。

下にもまたまた結構な水が・・・。

 

パッキンがヌルヌル。

汚い。

これをきれいにしなくちゃダメだな。

 

というわけで、排水口にささっている排水ホースを抜き、パッキンを外す。

洗剤をつけて、洗う。洗う。洗う。

 

母が・・

「ジャージャーこぼれてきたよ」

 

あっ

ホース抜いたままだった・・

 

大量の水が、またまた下へ。

 

結局、直らず。

 

さあ、今日もうひと頑張りしなくては・・。