公開日時 : 2014年10月15日
監査。
47歳。中間管理職。
すべてにおいて、平均以下。
そんな中の下おやじは、
昨日いきなり、
「明日監査があります。」
と親会社から連絡を受けた。
特に焦る必要もない。
「それで、新人を行かせますから、よろしくお願いします。」
と言ってきた。
あっ・・そうなの?
まあ、気にもならない。
「女性ですから。」
・・
えっ?
ああ・・最近入った女の子。
電話では話はしたことがあるが、
ふーーん。
駅まで迎えに行くつもりだが、顔もわからない。
私の携帯番号と車のナンバーを伝え、
今日。
予定の時間に駅へ迎えに。
だいぶ気合の入った、髪型をした女性が近づいてくる。
えーーーーーーーー!
こんな娘?
よく採用したな~~・・
と思っていると、私を素通り。
でしょうね。
まさか、あんな娘じゃないだろう!
もう一人・・
これまた今度はかわいらしい娘がキョロキョロしている。
おっ!この娘か?
と思っていると、だんだん近づいてくる。
「〇〇さんですか?」
「あっ・・ええ。そうです。お疲れ様です。」
想像以上にかわいらしい娘に、言葉を失い、緊張する中年。
なんとも情けない・・。
年は、ほぼ娘と同じ年。
気を遣い、話しかけてくれる心遣い。
今後、この娘に対する電話の対応が
きっと変わるであろう中の下である。